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【ブログ企画】いくらはどうして公務員に?

 

公務員になり8年目。

未だに異動がなく、「もう一生、今の所属課なんだろう」と思い、

高い椅子カバーを購入しましたイクラです。

年齢でいったら異動も2・3回、ぼちぼち中堅になりますが

多くの人とは少し違う環境に置かれているので採用から遡ってみます。

 

大学では手話通訳がやっと導入された頃に卒業し、燃え尽きた勢いで海外にぶっ飛びました。

 

帰国した頃には他国と圧倒的に異なる「障害制度の改善と障害者年金の廃止」を個人の目標に掲げ、それを達成するためには市役所で働けばいいのだと短絡的に考えていました。

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就活もした事なくミニスカのスーツで、試験はバトル鉛筆一本で挑みました(笑)

聞こえないことを伝えてなかったので手話通訳もいない中、最終面接ではコンタクトレンズを忘れ「目が悪いので近くに座ってもいいですか?」と聞いたり(耳だろおい)

 

当初の目標はいち職員では変えられないと知り挫折するまで1年もかかりました。


議員や当時の上司と接する機会を増やすよう努力し、ようやくトップダウン形式で手話通訳が一部適用になった頃には全く耳が聞こえなくなり、筆談のみにシフトするようになりました。
現在、補聴器は装用せずカビが生えております(笑)

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ド派手な行動力のせいか、顰蹙(ひんしゅく)を買うこともしばしば。

ミニスカと補聴器をやめ、現在は筆談のみでコミュニケーションを取っていますが、公務員は異動が多いので上司によってコミュニケーションの量に差が出て、人事評価にかなり影響が出てしまいます。

でもやっぱり人間関係に尽きるな、と常々思います。

そんなこんなでハラスメントだと思うようなことも経験しましたが、そんな時に聴公会の先輩や仲間にはとても助けられました

 

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公務員って?と聞かれたら、私はこう思います。

【最低限を確実にこなす】

これ、簡単そうで難しい。

 

住民の生活の維持を担うには制度改善の前に既存のものを継続できる力が必要です。

今この情勢でそれがすごく試されていますが、それでも機能し続けているというのは、やはり役所はすごいなぁと思っています(他人事?)
私が公務員を辞めないのはその安定感からなのかもしれません。
恋愛も安定感必要だよね!

 

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さて、次は誰かな~?