聴公会東日本ブログ

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こんにちは。サポたんより企画報告(第1弾)です!

聴覚障害公務員ライフのコツを探ろう
 〜中堅職員に聞いてみた〜」
 令和3年5月22日(土)14:00〜16:30

・・・はじめに・・・
今回はスタッフからの指示がうまく伝わらず入れなかった方がいらっしゃったり、
講師の画面がなかなかうまく繋がらなかったり、一部不手際もあり、
皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
・・・スタッフ一同・・・

 

中堅聴公会会員により、公務員となって20年〜30年超にわたる体験をオンライン(Zoom)で発信されました。
北は北海道から西は岡山県まで24名、スタッフを含めておよそ40名の方にご視聴いただき前回より関心が高くなっておりました。

 

当日は聴公会内で主任級職にある東日本から2名、西日本から2名、計4名の講師が以下のテーマで登壇いたしました。

① 『仕事のもらい方・作り方』

② 『誇れる一般職』

③ 『上司との関わり』

④ 『要求!改革!情報保障』

質問タイムでは、手話による質問応答の間に登壇者から個別にも質問対応をして
前回より多くの質問にお応えしました。

この講演会をきっかけに職場環境を改善をして
職員として評価を高める仕事ができるようになっていただきたいなと思います。

 

自治体目→2自治体目→現在 と転職して
キャリアアップしていった1人目の講師への、自治体間の転職のコツは?には
① 転職は2回までなら成功するよと聞いたので。
② 自治体に、長期的にこの職場に活躍してもらえると思ってもらえる事が大事です。

※ 募集要件において、年齢制限が引き上げられている社会的背景にもご留意を

 

頼れる2人目の講師への、コミニュケーションについてささいなきっかけってわからないから教えて?には
① 髪切った?とかささいな事でもいい、こちらから話していく。
② 自分の年齢や経験からきっかけを捉えて話しかけるように。

 

メンタルを崩して仕事を続けた3人目の講師への辞めたい気持ちを乗り越えるためにどうしましたか?には
① 人事異動で気持ちを解決した。
② 基本的な解決にはならなかったが、信頼できる上司がいれば、相談する事。

 

情報保障を求めてやまない4人目の講師への
筆談も面倒と言われた」がどうしたらいい?には
① 『手話のできない同僚や上司には、筆談によるコミニュケーションが
  欠かせないのでご面倒をおかけしますがお願いします』と自ら丁寧に依頼
※ 口話による方法もあるが、コロナでマスクを外さないルールもあるため
  上司からも周囲へ筆談に協力してもらうようお願いしています。
② 何かやっていただいたら『ありがとう』と笑顔での御礼を心がけています。

 

登壇者の皆さん苦しい思いを抱えながらも
仕事を続けるために前向きに取り組んでこられた事例をこんなにも示してくださって、本当にありがとうございます。

 

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周囲の理解があるなしでは仕事に落差がある事、

以前にはなかったITがいろいろな自治体で導入がされ
聴覚障害職員も、健聴の職員も活用することが重要になってくる事、

課題を持ち、時代を先取りする仕事ができるようになる事、

視聴された皆さん、今日からでも遅くはありません。

法制度を学習し知識を深め、周囲の理解を得て気持ちよく働きましょう。

また、これから入庁を希望する方のためにも情報保障をつける事が当たり前になるような社会に皆さんで実現していきましょう

 

今後も聴公会のイベントに是非ご参加ください!