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ZOOM座談会「電話リレーサービス」 ~市職員と県庁職員の電話リレーサービス体験バナシ~ご報告の巻

またまたお久しぶりの怪鳥です。
みなさま寒中お見舞い申し上げます。

 

さてこの企画、みなさん覚えているかな~?

年も押しつまった昨年12月26日、講師3人と参加者を含め11人のメンバーで行われましたよ(^_^)v

 

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いや~熱かった~!何がって内容が!

講師のお一人はなんと半袖だったし
(沖縄の電話リレーサービス事業者の方でした)。

やっぱり実際に仕事で使っている方の話は一味違いますね。

実は私もこの企画に参加するまで、業務の電話の代わりはFAX、メールやチャットである程度充分じゃないかと漠然と思ってました(^^;

 

しかーし、そうじゃないんですね。

 

電話は声色とか話し方の様子で、言葉の裏にある相手の意向や雰囲気が何となくつかめたりします。メールとかチャットでは意識して顔文字とかアイコンとか付けないとなかなかそこまでは伝わらないですが、ビジネス文でそこまでやることは普通ないですよね。

でも電話リレーサービスがあれば、聞こえない職員でも、聞こえる職員と同じようにそうした情報を得ることができるようになるかもしれません。

 

そして何より、こちらで把握している連絡手段が電話しかない時に、同僚にお願いしなくとも自分でこのサービスを使って電話をすることができ、自分で制御できる業務の幅が広がります。
また内線電話だったら、支所から本庁とかわざわざ相手の職場まで出向いていかなくとも、聞こえる職員と同じように自席から電話で確認ができます。

 

これがFAX、メールやチャットだったら、相手が読んだかどうかが判らないので、なかなかもどかしい所もありますよね。

聞こえる職員だったら「いまメール送ったので読んどいてください」とか電話で念押しすることもできますが、同じことが聞こえない職員でもできるようになるんですね。

 

そんな実感が、実際に仕事で電話リレーサービスを使っている講師の話から伝わってきて、またまた目からウロコ(鳥なのに!?)が落ちるような思いでした。

 

昨年6月に聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」が公布されたのはみなさんご存知ですか?


実は、それまでG7の先進国の中で電話リレーサービスが法制化されていなかったのは日本だけだったんだそうです(@_@)!

 

でもこの法律が今年度中に施行されて、いよいよ来年度からは法律に基づく電話リレーサービスが始まり、日本国中どこでも、聞こえる人も聞こえない人も音声電話と同等の通話料金でサービスを利用することができるようになる見込みです。

 

あなたの職場にも、電話リレーサービスを介した電話がかかってくる日はそう遠くはないかもしれませんよ(^_-)-☆