公務員会の母こと、ままりんからタスキを受け取って、「ユーはどうして公務員に」駅伝の第8区へと駆け走ったら、早々息切れになりそうなビッグスリーです。
平成が産声をあげた年に公務員に滑り込んでから、早々31年目。
思えば遠くまで来たもんだと老眼鏡を取って、レトロになりつつある昭和に思いをはせて・・・。
物心ついた頃から、地元小学校の校歌が「遠い昔は海の底~ 今は輝く梨畑」から始まるくらいに、梨畑や里山に囲まれた田舎で育ちました。
近くの小川では、おたまじゃくしやアメンボ、メダカを、里山に入ってはカブトムシやクワガタを捕まえたりと、都内近くにしては珍しく自然が豊かで、四季の変化を楽しめるところでした。
それが今の職業につながるとは幼心にまったく想像もしていなかった。
少し時間が飛んで、ハンドボールに夢中になった高校時代の終わり頃、これからの進路はどうしようかと思いをめぐらせたら、親がこんな学科もあるよと紹介してくれたのが「造園学科」。
庭園、公園、都市計画・・と空間レベルに合わせた「みどり」の増やし方や管理が学べると知り、田舎育ちの私にピッタリかもと思ったものの、現役はあえなく撃沈。
一浪後、折り良く入学し、この学科の卒業生の多くは公務員かコンサルタントと知り、安定している公務員がいいのかなとポツンと火がついたけれども、手話との出会いも重なり、3年間は遊びほうけていました(当会のなかには、お世話になった会員がいます(笑))。
最終学年の当時はバブル時代で就職内示が4社か5社なんて当たり前の時代。
打ち合わせが多いコンサルタントは見切りをつけて、公園を作ったり、管理している自治体にターゲットをしぼって、幸にして今の職場に拾われました。
そのあとは、公園を作ったり、管理したりして、気がついたらもう30年以上経ちましたとさ・・・。
さて、第9区は誰が走るのだろう・・?